WordPressインストール後の設定。最低限行うべき5つの項目

レンタルサーバーに WordPress(ワードプレス)をインストールしたら、記事を投稿する前にとりあえず最低限の設定だけさっと済ませてしまいましょう。

ここでは、エックスサーバーで WordPress をインストールした後に設定を行う前提で話を進めていきます。

以下の記事も参考にして下さい。

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WordPressで記事を投稿する前に最低限行うべき初期設定5つ

WordPress のダッシュボード(管理画面)から設定していきます。

「サイトURL」を変更してSSL対応(https)にする

エックスサーバー を契約した際、「無料独自SSL」を選択した(もしくは他のサービスを利用して SSL 化を行う)場合、WordPress の設定画面から「サイトURL」を変更( http → https )して SSL 対応にしておきましょう。

契約時に「無料独自SSL」を選択した場合は、自動的に独自SSLが設定されています(反映には最大で1時間程度かかります )。

サーバーパネル にログイン→[ドメイン]>[ SSL ]→「ドメイン選択画面」から SSL の確認や追加設定が可能です。

もし契約時に「無料独自SSL」を選択していない場合は、あらかじめ上記の方法で追加しておいて下さい。

SSL(Secure Sockets Layer)とは、ウェブブラウザとウェブサーバ間でのデータの通信を暗号化し、送受信させる仕組みの事です。

  • http:// ←暗号化されていない URL(非SSL)
  • https:// ←暗号化している URL(SSL対応)

URL を SSL 対応にする事で、閲覧者の個人情報が保護されると共にブログやサイトの信頼性も向上します。

ダッシュボード >[設定]>[一般]から、「一般設定」に進みます。

  • WordPressアドレス(URL)
  • サイトアドレス(URL)

上記の2つの項目には既に URL が表示されています。” http ” を ” https ” に変更してから[変更を保存]をクリックして保存してください。

例)http://example.com → https://example.comに変更(sを付け足す)

この作業は慎重に行って下さい。誤るとエラーの原因になります。

セキュリティ対策の為に SSL対応は今後必須です。この設定はまず最初に済ませておく事をお勧めします(後から SSL 対応にすると非常に手間が掛かります)。

ブログやサイトの「タイトル」と「キャッチフレーズ」を設定する

ブログやサイトの「タイトル」と「キャッチフレーズ」を設定(入力 / 変更)しましょう。上記の SSL化と同じく、ダッシュボード >[設定]>[一般]→「一般設定」から変更が可能です。

  • サイトのタイトルを入力
  • キャッチフレーズを入力

上記の2項目を入力 / 編集し、[変更を保存]をクリックして保存してください。キャッチフレーズにはサイトの説明を記入しますが、空欄でも構いません。これらは後から変更する事も可能です。

「ニックネーム」と「ブログ上の表示名」を編集する

「ニックネーム」と「ブログ上の表示名」には、WordPress のログインユーザー名が設定されています。ブログやサイトで表示させたい表示名に変更しましょう。

ダッシュボード >[ユーザー]>[あなたのプロフィール]から、

  • ニックネーム(必須)
  • ブログ上の表示名

ニックネームを編集し、ブログ上の表示名を選択してから[変更を保存]をクリックします。

パーマリンク設定から任意のパーマリンクに変更する

パーマリンク設定を行う事で、URLの文字列の外観を変更する事が出来ます。

パーマリンクとは、記事を投稿した際に表示されるサイトURLの末尾の部分の文字列の事です。

インストール直後のデフォルト状態で WordPress から記事を投稿すると、その記事のURLは

http://example.com/?p=123 ← この様になります。

この URL のうち、末尾の「 ?p=123 」の部分がパーマリンクです。

ダッシュボード >[設定]>[パーマリンク設定]の「共通設定」から、パーマリンクの形式を選択します。 [変更を保存]をクリックして保存してください。

私は現在使用中の WordPress テーマ「Cocoon」で推奨されている「投稿名」を選択しています(記事投稿の際に編集しています)。

参考:CocoonのおすすめのWordPressパーマリンク設定

「Cocoon」は WordPress の無料テーマです。WordPress にインストールして適用する事によりカスタマイズの幅が広がり、便利な機能を利用する事が出来ます。以下の記事でインストール手順を紹介しています。

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不要なプラグインを完全に削除する

デフォルト状態の WordPress には最初からインストールされているプラグインがあります。不要なものは今のうちに削除してしまいましょう。プラグインの数が少ないほど今後の管理も楽になります。

不要なプラグインを残したままにしていると、有効化していない状態でも不具合の原因になる可能性があります。

私の場合は下記の3つのプラグインがデフォルトでインストールされていましたので、次のように行いました。
※環境によってインストールされているプラグインの内容は異なります。

・Hello Dolly
WordPress管理画面に歌詞が表示されます。不要なので 削除しました。

・TypeSquare Webfonts for エックスサーバー
フォントをカスタマイズするプラグインです。 不要なので 削除しました。

・Akismet Anti-Spam (アンチスパム)
スパムコメント対策のプラグインです。スパム対策の為に 有効化しました。

Akismet Anti-Spam を適用するには、有効化後「アカウント設定」などの設定が必要になりますがここでは省略します。

他のプラグインを利用する等のスパム対策を行う場合は削除して下さい 。
(追記)現在は Akismet Anti-Spam を削除しています。

エックスサーバー には国外IPからのコメント制限機能があります(初期状態で ON(有効)になっています)。

不要なプラグインを削除する方法

ダッシュボード >[プラグイン]>[インストール済みのプラグイン]へ進みます。プラグインの一覧が表示されますので、削除したいプラグインにチェックを入れます。

上部の「一括操作」と表示されているプルダウンメニューをクリックして「削除」を選択し、[適用]をクリックすると削除されます。

プラグインを有効化する方法

ダッシュボード >[プラグイン]>[インストール済みのプラグイン]へ進みます。 プラグインの一覧が表示されますので、 有効化したいプラグインにチェックを入れます。

上部の「一括操作」と表示されているプルダウンメニューをクリックして「有効化」を選択し、 [適用]をクリックすると有効化されます。

プラグインによっては、有効化 / 無効化を選択→[適用]以外にもアカウント登録や各種設定が必要な場合があります。

削除したプラグインを元に戻す・新たにプラグインを導入するには

削除したプラグインを元に戻したり新たにプラグインを導入する場合は、以下の方法を行って下さい。

ダッシュボード >[プラグイン]>[新規追加]からプラグインを検索し、該当のプラグインが表示されたら[今すぐインストール]→ インストールを終えたら[有効化]をクリックしましょう。

Cocoonテーマを使用する場合はこちら↓が参考になります。
Cocoonテーマとあわせて使用するのにお勧めなプラグインまとめ

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おわりに

WordPressの設定項目はたくさんありますので、最初からいっぺんにやるのはしんどいです。まずはこれだけ設定を済ませて、あとは自分で記事を書き進めていきながら徐々に調節していきましょう。

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